真鍮のシェラカップを使い込んだらどうなる?黒ずみはどうメンテナンスしたらいい?
変色やサビが気になって真鍮シェラカップ購入を迷っている真鍮マニア予備軍の方に、エイジングした姿とメンテナンスするとどうなるかを紹介します!
真鍮シェラカップは自分色に育てて楽しめることが醍醐味です。
ちなみに僕はユニフレームの真鍮シェラカップを2サイズ、計5つを5年以上使っていて、そのうちの1つ(420mlのサイズ)の使い込んだ状態と磨いた結果をお見せします。
使い込むと真鍮がくすんで渋い!
真鍮は錆びにくいですが、経年変化します。初めはピカピカですが、使えば使うほどくすみや黒ずみが出てきます。
これが5年間使い込んだ真鍮シェラカップの外側、かなり仕上がってます(これがアジです)!
黄金の輝きが、自分の使い方で時を刻んだ(輝きが抑えられた)感がたまりません。
擦りキズやヘコミなどもありますが、それも踏まえて雰囲気が出てます(アンティークな感じ)。
これが内側、かなりワイルドに黒ずんでます(ちょっと仕上げすぎたかもしれません笑)。
このシェラカップの用途がコーヒードリップ後(最後の雑味)の受け皿で、そのまま放置したりすすぎ洗いが中心だったので仕上がりが増してます。
※食器として使う真鍮シェラカップは、日々丁寧に洗ってもう少し輝きを維持してます。
1つ1つ用途や気分に合わせて雰囲気を変えられるのも、真鍮シェラカップの魅力です!
磨くと真鍮の輝きが戻ってくる!
真鍮のくすみや黒ずみは、簡単に落とすことができて輝きを取り戻せます。
お酢や重曹など、家にあるものでもメンテナンスできますが、今回はギラギラにすべくピカール(市販の金属研磨用の液体)を使って磨きました。
まずは外側、真鍮の輝きが戻ってきました!ピカールには研磨剤も入っているので、購入時よりも輝きが増してます!
くすみは完全に取れてますが、傷は残っているため、これはこれで新品にはないアジが出ています!
あれだけ黒ずみがあった内側もこの通り、黄金のシェラカップです!
黄金の輝きが戻っても、ヘコミや歪みは残っているので、輝き方が均一にならないところが渋い!(伝わってますでしょうか)
ひょっとするとこのシェラカップの縁にある歪みは、全力で磨きすぎたことによるエイジングかもしれません。。。
なお、じっくり育て上げた風合いを残したい場合は、お酢で拭き上げるなどやさしいメンテナンスをしてください(ピカールは使わないでください)。
お気に入りの風合いを失った時の喪失感は大きいので(シンチュウお察しします)。
使い込んだくすみか、磨いた輝きか、どちらを選ぶかは完全に好みなので、自分に合ったエイジング・メンテナンスを楽しんでください!