渓流で熊と出会いたくない!けど鈴や笛だけでは不安で釣りに集中できない。
いつどこでクマに出会うかわからない渓流釣りの環境で、とにかく安心して楽しく釣りをしたい方には、(クマ対策の1つとして)火薬銃をおすすめします。
爆竹で対策する方も多いですが、今回はより手軽で簡単、リーズナブルに対策できて、しかも大の大人を楽しませてくれる火薬銃(BIG BANG&カネキャップ)をご紹介。
小学校の頃一世を風靡したこの火薬銃(おもちゃ)を、まさかアラフォーになって、しかも命を守るという本気の理由で導入するとは思いもしませんでした。
ただ、クマ対策については命に関わるとなので、これがあれば大丈夫というわけではなく、熊スプレー含め対策道具一式揃えておくことや複数人での釣行など、万全を尽くすに越したことはありません。
僕はこの2年連続クマに遭遇したことで、フル装備&一人で釣りに行かないことを徹底しています。
手軽に大きな音が出せて、しかも格安!
子供の頃、火薬銃で遊んで近所迷惑になると怒られて、取り上げられた方も多いはず。
そう、その迷惑な火薬銃(おもちゃ)を、渓流でクマへの存在アピール(ご挨拶)に使うということです!
当時怒られただけあって、鈴や笛よりも圧倒底に大きな音が出て、かなり響きます。
ピストルの名前もだてにBIG BANG(大爆発)ではありません。
不意に打たれると嘘みたいにビックリしてしまいます(ので、クマにとっても効果が高いように思います)。
この火薬の箱が懐かしい、なんといっても子供のおもちゃなので構造がシンプル、使い方も簡単で本体も火薬も格安で買えます。
本体と火薬セット(3〜5箱)でも1,000円しません、最高です!
使い方はシンプル、火薬をセットして引き金を引くだけ!
火薬は一箱で12リングあり、1リング8発なので、計96発です。
火薬のセットするには、まずピストルの銃口の下部分を引っ張ってこんな感じに前部分を外します。
外れた部分に、火薬のリング(1リングで8発)をセット。
黒い火薬が見えている側がリボルバー(円柱状の弾を入れるところ)になるようにします。
あとは、元に戻して引き金を引くだけ、心の準備をしないと自分で打ってもビックリするのでご注意を!
渓流で火薬銃を打つと音や火薬臭が懐かしくて、ついつい無駄打ちして(念には念をということで)、大人になった今も楽しんでしまいます。
火薬ケースでより使いやすく、コンパクト収納
渓流に持っていくときに、基本的にはすぐ出せるようにフィッシングベストに入れることになると思います。
ただ、火薬のケースは箱なので、濡れると火薬まで使えなくなってしまいます。
かといって、ジップロックに入れるとかさばるし、なんとなくダサい感じです。
そんなときに、僕はこのプラスチックケースを使ってスマートに火薬を携帯・管理しています(カッコつけてしましたがおもちゃの話)。
2部屋あるプラスチックケースにしているのは、使用前と使用後の火薬を分けて収納するためです。
1箱(12リング98発)がちょうど収まるサイズ感なので、僕の場合は1回の釣行に十分なサイズ。
このプラスチックケースを使えば、箱を持って行かなくていいのでかさ張らないし、使用前後の火薬が一目瞭然なので釣行中も補充も火薬管理が簡単。
使用後の火薬をベストやバックに入れて放っておくと汚れることもあるので、必須のケースです。
僕はこんな感じで、フィルソンのガイドベストの大きなポケットの片方にこの火薬銃と火薬ケースを忍ばせてます。
小さい頃からお世話になってきた火薬銃、昔も今も危険と隣り合わせのおもちゃであることは変わりありません。