渋い火吹き棒でワイルドに火を起こしたい!
火吹き棒に効率や利便性を求める人は少ないと思います(求めるなら着火剤でええんです)。
こだわり道具で火おこしを楽しみたいワイルドな焚火好きには、野良道具製作所のファイアブラスターをおすすめします。
POINT
無骨で重厚なフル真鍮製
この火吹き棒は全て真鍮素材でできている贅沢な仕様。
仕様的には全長が60cmとアウトドアで使う分には十分な長さで、重量が400gとかなり重い。
(90cmのロングモデルや2本継バージョンも存在)
ただ、手に取ると重さは気にならず、むしろ重厚で所有欲が満たされる感じ。
特に火種側(一番右)は、こちらから火が出そうな雰囲気のずっしりとした無骨な形状でカッコいい!
口にくわえる側(一番左)は、丸みがあって吹き込みやすい作りになっている。
3本継ぎで収納しやすい、2本でも使える
ボディーは3本継ぎになっているのでコンパクト、並べるとパックロッドのよう(釣り人なら並べたくなる気持ちをわかってもらえるはず)。
仕舞寸法は22cmなので、ペンケースより少し大きい小物入れなら収まります。
継ぎ部分のネジ加工もしっかりしていて、ビタッとはまります。
真ん中を除くことで2本継(40cm程度)としても使えて、ソロキャンプや小さい焚き火に最適です。
しっかり送風、薪も動かせる頑丈さ
火吹き棒なので当たり前ですが、しっかり風を送り込めて火おこしは快適。
フル真鍮の頑丈な仕様なので、何も気にせずガシガシ使えます。
僕は、小さい薪ストーブで使うときはブラスターで薪を動かしてます(全く問題ありません)。
雑に使いすぎるとこんな感じで煤がつくこともありますが、簡単に取れます。
使い方に応じてエイジングしていくので好みで掃除したりそのままにしたりするのが醍醐味です。
この影響で、野良道具製作所のメタルマッチまで購入して(物欲が燃え広がって)しまった、危険なツールです。